東大温泉サークルOKR

 1.東大温泉サークルOKRについて | 2.温泉の魅力と入り方 | 3.今後の目標


温泉の魅力と入り方

―温泉のどういうところに魅力を感じるのですか。

比護 温泉は入れば入るほど面白くなるものだと思っています。例えばある温泉に2回目に入ったとき、1回目のときとまるっきりお湯の質が違うことがあるんです。秋田県の乳頭温泉郷に妙乃湯という旅館があるのですが、そこに高校2年生の冬に行ったときはお湯に含まれる鉄分が酸化して赤褐色だったんです。しかしこの前に合宿で行った時はすっきりとした透明になっていました。それで旅館の方に聞いてみると、鉄分の含有量や雨水の影響で同じ温泉でも日によって色が全然違うということを知りました。また、日本全国に数千の温泉がありますが、立地・泉質・浴槽などは本当に様々で同じ温泉は一つもありません。同じ温泉に何度入っても違う温泉に何湯入っても、比較して違いを発見できるのが温泉の面白いところですね。

 体験しないと分からない楽しさですよね。僕はスポーツをしているのですが、自宅のお風呂に入るのと温泉に入るのとでは疲れの取れ方が全く違います。皆さんにもぜひ温泉に足を運んでほしいですね。

―温泉に入り方というものはありますか。

比護 入る前にかけ湯をすること、タオルは頭の上に乗せてお湯には浸けないことなどは基本ですよね。それから分割浴と言って、熱いお湯には3分+3分+3分で入って、ぬるいお湯には5分+8分+3分で入るのが良いと言われています。ずっとお湯に入っていると体に強い水圧がかかるので、休みながら入るということですが、これにはいろんな説があります。それから泉質によって入り方を変えようということも言われています。例えば重曹泉は肌の古い角質を溶かす作用があるのですが、保湿に必要な脂分まで流し落としてしまうこともあるため肌が乾燥しやすくなります。ですから重曹泉に入った後は、塩分のベールで肌を包んで保湿してくれる塩化物泉に入る(仕上げ湯する)と良いんです。

 強い酸性の温泉に入った後は、そのお湯をきちんと肌から落として上がることも大切ですね。そうしないと肌がやられてしまいます。例えば、草津の温泉は鉄のスプーンを1週間浸しておくと溶けてしまうくらい酸性が強いですから。泉質を知るのは温泉を楽しむひとつのポイントです。

―OKRのメンバーの方も取得されている資格である、温泉ソムリエ認定者と温泉入浴指導員について教えてください。

比護 温泉関連の資格はいくつかあるのですが、いま流行りなのが温泉ソムリエです。泉質や入り方など、知識面を一通り押さえられるような資格になっていて、OKRでは4人が取得しています。もうひとつの温泉入浴指導員は厚生労働省認定の資格で、温泉利用型健康増進施設というのが全国にいくつかあるのですが、そこには温泉入浴指導員を配置しなければならないという決まりがあって、資格があればそこに勤めることができます。あとは、僕は個人的には温泉ライターとしても活動しているのですが、箔づけになるというかそこで仕事をしやすくなるというのもあります。


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掲載日:17-01-08
担当:望月洋樹
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