卒業後の進路

東大生は学部卒業後、どのような道に進もうと考えているのでしょうか。

進路

学部卒業後の進路

東大の学部1〜4年生に対して行われた「2010年(第60回)学生生活実態調査」によれば、「大学院に進学する」と答えた人が合計で51.6%(修士まで:42.6%、博士まで:4.7%、専門職大学院(※1):4.3%)、「学士入学(※2)をする」と答えた人が0.6%、「就職する」と答えた人が31.4%でした。(※1)高度な専門性が求められる職業を扱う人材を養成する大学院。法科大学院など。(※2)学士号を取得した者(予定者含む)を対象とした編入学制度。東大の場合、後期課程からの編入となる。

続いて文理別に見ていきます。

進路・文系

学部卒業後の進路・文系

進路・理系

学部卒業後の進路・理系

文系は「就職する」と答えた人が54.8%と過半数を超え、「大学院に進学する」と答えた人は27.1%と3割未満でした。一方、理系は「大学院に進学する」と答えた人が68.9%と全体の約7割を占める一方、「就職する」と答えた人は15.1%に留まりました。文系は就職志向、理系は進学志向と、文系と理系では卒業後の進路予定にかなりの差があるようです。

院進学について詳しく見ていくと、文系は理系に比べ「専門職学位課程に進学する」と答えた人が多い(文系9.0%、理系1.1%)ことが分かります。これは文系に法科大学院を目指す人が多いためと考えられます。文系で「修士課程に進学する」と答えた人は16.9%、「博士課程に進学する」と答えた人は1.2%と少なく、多くの文系の学生は「就職」(54.8%)を第一に考えているようです。一方理系では、院進学を考える学生は68.9%と多いものの、そのうちの約9割の学生は修士課程までの進学を考えており、博士課程まで進もうと学部生のうちから考えている理系学生は少数派のようでした。

「大学院に進学する」と答えた学生に「その理由」を聞いた項目(2つまで選択可)によると、「より高度の知識・技術を身に付けるため」が43.6%と最も多く、次いで「良い就職先を得るため」が13.5%、「大学で教育・研究職に就くため」が10.4%、「必要な資格を得るため」が8.5%という結果となりました。

文理別に見ると、理系の学生は「より高度の知識・技術を身に付けるため」と答えた学生が44.8%と圧倒的に多く、次いで「良い就職先を得るため」(16.4%)、「大学で教育・研究職に就くため」(10.2%)と続きます。一方、文系は理系と同じく「より高度の知識・技術を身に付けるため」が38.3%と高いところは同じですが、これに匹敵して「必要な資格を得るため」と答えた学生が多く(35.0%)、理系とはまた違った院進学への考え方が文系にはあるようでした。

参考

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掲載日:13-06-12
担当:松本周晃
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