基礎の基礎

東大に入学すると

東大に入学すると、初めの2年間は全員が教養学部の「文科○類」「理科○類」といった6つの科類のどれかに在籍し、それぞれ異なるカリキュラムに沿って講義を受けます。そして3年生から、法学部・経済学部・文学部・教育学部・教養学部・理学部・工学部・農学部・薬学部・医学部のいずれかの学部に分かれて学ぶことになります。

科類ごとの違い

多くの大学では学部学科ごとに入学者を募集しますが、東大では文科一類から理科三類までの6つの科類が募集の単位となります。これらの科類の間ではカリキュラムや進級の要件などが異なるのですが、最大の違いは、3年生以降に進学できる学部が異なるということでしょう。各科類から進学できる学部学科は大まかに以下の通りです。

といっても、上であげた進学先はあくまで原則にすぎず、これに含まれない進学も可能となっています。詳しくは下記の「進振りについて」をご覧ください。

講義期間と長期休暇

(※)1年理系は9月初め
    に試験があります。
4月~7月夏学期
8月~10月初旬夏休み(※)
10月~12月末冬学期
12月末~1月初旬冬休み
1月~2月中旬冬学期続き
2月中旬~4月初旬春休み

東大では1学年が2つの学期に分かれており、それぞれ夏学期・冬学期と呼ばれています。基本的に講義は学期単位で開講され、成績も学期ごとにつけられます。 東大1・2年生の1年間は大雑把に言って右のようになります。

中学・高校の頃とは異なり、長期休暇がかなり長いのが特徴です。旅行に出かけるもよし、長期休暇中に開講されている選択科目を履修するもよし、アルバイトに精を出すもよし、自由に過ごすことができます。


講義について

最初の2年間東大生が在籍することになる東大教養学部の授業は、90分間を一区切りにして行われます。この一区切りの時間は1コマと呼ばれ、授業は週1コマのペースで行われます。ただし、実験は2コマ連続で行われます。

授業を履修した場合、試験に合格するなどして基準を満たすと、「単位」という形でその科目が成績に加算されます。「単位」とは大学での学修の量を示すものであり、進学や卒業の条件は取得した単位の数と種類で定められています。

東大教養学部には、各科類によって定められた必修科目と、科類を問わず自由に履修できる選択科目とがあり、1・2年生は自分のスケジュールや科目に対する興味、必要な単位数などを考えて、自分に合った履修プランを立てていくことになります。

進振りについて

東大では、1・2年生の学生を3年以降の各学部学科に振り分ける手続きを「進学振り分け」(略して「進振り」)と呼び、2年生の夏学期から夏休みにかけて行われます。

進振りは学生の志望に基づいて行われますが、各進学先には定員が定められており、受け入れ上限を超える人数の志望があった場合、2年夏学期までの成績で進学内定が決まっていきます。従って、人気の学科へ進学するにはそれなりの高い成績を収める必要があります。

この進振りの際、学部学科ごとに進学しやすい科類があり、それに対応するのが先ほどあげた対応関係というわけです。

この対応関係から外れる進学をしたい場合は、進振りの際に必要となる点数がやや高くなる傾向がありますが、毎年多くの学生がこの対応関係を外れる進学をしており、進学振り分け制度は有効に活用されているようです。

なお、過去の進振りで各学部学科進学者の最低点がどれくらいであったかの資料は学生に開示されます。その資料と自分の成績、そして自分の将来を考えながら志望学科を決めることになるというわけです。

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