イタリア語

イタリア語、通称「イタ語」は東大の第二外国語としては最も歴史が浅い言語で、比較的履修者は少ないです。(私のクラスは文科一・二類合同クラスですがイタリア語は1組しかありません。)ご存知の通りイタリア半島は古代ローマ帝国の中心であり、そこで用いられていたラテン語の影響をイタリア語は色濃く受けています。このようなことから、ラテン語に興味のある学生でイタリア語を第二外国語として選択するケースもあるようです。イタリア語の特徴として挙げられるものとして第一に発音の平易さがあります。英語とは違って1つのスペルには1つしか発音はないので、初学者でも読み方さえ習えば難解な文章でも正しく話すことができます。発音自体も日本語に近いので話しやすいです。また、ほとんどの西欧大陸言語では名詞に性が与えられていますが、イタリア語は男性女性だけの区別であり、ドイツ語などに比べると簡単と言えます。文法も時制を除けばそこまで複雑ではありません。

一方で大変なのは構文の複雑さと動詞活用です。イタリア語では関係代名詞が頻繁に使われ文章が異様に長くなるうえに、形容詞が名詞を後置修飾するため先行詞が何なのかすら把握が難しいのです。1文で4,5行になることが多々あります。動詞活用については他の西欧大陸言語と共通ですが、人称によって動詞・助動詞の語尾が活用変化するのです。多くの動詞は規則的な活用をするのですが、不規則な活用をするものもあるのでそれらはいちいち覚えなくてはなりません。例えれば英語での不規則過去形のようなものが1つの動詞につき6つあるといったところでしょうか……。

このように難しい構文・面倒な動詞活用が頻出しますが、先生に懇切丁寧に教えてもらうのでやる気があれば落ちこぼれることなんてないでしょう。また、これは僕の所属しているクラスだけかもしれませんが、イタリア語クラスの人々は(大部分は)向学心にあふれ、定期試験でも高得点を獲得しています。だからといって皆ガリガリ勉強している感じではなく明るく地中海的(?)な雰囲気です。東大で学ぶなら、イタリア語は悪くない選択肢だと思います。 

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イタリア語 - 講義紹介

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掲載日:16-02-12