ふすま張替え実演

「東大襖クラブ」というサークルがある。

私も名前だけは知っていたが正直冗談か何かかと思っていた。パンフレットに襖の張り替えの実演を行うとあったので興味本位で行ってみた。

実演では部員が襖について説明を行う一方で、素早い作業がなされていく。襖は枠、骨、骨紙、下紙、表紙からなり、まず枠が外される。木槌でコンコンとやると綺麗に外れた。次に張り替え前の紙をカッターで切りはがし、新たに下紙を張る。劣化の原因になるのりを極力減らしながら下紙を張るには高度な技術がいるという。しかし、目の前では素早くかつ綺麗に下紙が張られていく。簡単なのではないかと錯覚するほどだ。同様に慣れた手つきで表紙も張っていく様子は、プロも顔負けである。再び枠がはめられて新品同様の襖が完成した。所要時間約30分。初めのころは2時間かかっていたそうだが、経験を積めば早く張替えができるようになるのだという。

最後に「安いですし襖を張り替えるときには使ってください」とチラシをいただいた。襖を破ったときにはお世話になろう、と思う。

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掲載日:06-06-01
担当:養田直倫
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