'06 オープンキャンパス

8月1日には本郷キャンパスで、2日には駒場キャンパスでオープンキャンパスがありました。 当日は晴天にも恵まれ、多くの高校生達が各学部や学生団体の主催する企画を見にやってきていました。

1日に本郷で行われたオープンキャンパスの様子をリポートします。

本郷地図

理学部コース

場所: 小柴ホール

講演の様子

理学部では、オープンキャンパス講演が小柴ホールであり、それと平行して、各学科の公開研究室の自由見学があった。

講演は午後コースの「みえないものをみる-自然をまねしたナノの“手”で、触って感じるDNA」を聞いてきた。まずは物理学科の酒井教授から理学に関する話があった。物理とは自然の「ことわり」(仕組み)を学ぶ学問で、その全ての分野を東大理学部では全学科でカバーしているそうだ。その後、化学科の大城研究員から、DNAの説明と自分の研究の紹介。大城研究員は、トンネル電流という、走査型トンネル顕微鏡のシステムを応用して、顕微鏡では分からなかったDNAの配列を分かるようにした人である。うまく行くか行かないかで論争があったが、やってみたら成功したという研究だそうだ。

情報科学科では、「計算と知能を科学する」というテーマの講義を聴いてきた。コンピュータの能力と可能性についての話で、スライドを使った講義を20名ほどの高校生が熱心に聴いていた。

物理学科では、「重力波をつかまえる」・「やわらかい物理の世界」の二つのコーナーを見てきた。「重力波をつかまえる」では、時空のゆがみというものにより放出される重力波を調べて宇宙の様々なことを調べる研究について発表していた。「やわらかい物理の世界」では、DNAをのばすときに必要な力とのびとの関係や、水を2枚のガラス板で挟んだときに出来る模様など、複雑なものの中に規則を見つけるという研究を発表していた。現実に合うモデルを考えるという点で、とても科学的な研究だなと思った。

天文学科の様子

天文学科では、廊下にたくさんのパネルを並べて、そこで研究内容の紹介をしていた。パネルを見ている高校生はとても興味を持ったようであった。

地球惑星物理学科と地球惑星環境学科は1部屋で合同に展示をしていた。部屋にはたくさんの展示物があって、説明員が高校生に熱心に話をしていた。そして、先生も学生と一緒になって学科の紹介をしていた。この2学科の連携の強さと、学生と先生の信頼関係の強さを感じた。

化学科では、「科学の目で地球と宇宙を見る」という説明を聞いてきた。ここではパソコンなどいろいろな機材が並ぶ中、学生が高校生向けに楽しそうに講義をしていた。

生物化学科では、免疫などの重要な生命現象についての研究の発表をしていた。そして、平成19年度から設立される生物情報科学科の説明もあった。東大理学部として30数年ぶりに新学科が誕生するそうだ。

生物学科では、模擬授業形式で4つのテーマについて講義をしていた。午前中はたくさんの人が聴きに来ていて、高校生はみな楽しそうに話を聴いていた。

数学科では、施設見学と模擬講義があった。施設見学では、数理科学研究科棟の図書館などを見て回った。

遺伝子実験施設では、高校生の前で高度な機器を実際に使って説明をしていた。フラスコの並んだ光景は圧巻だった。


担当: 麻生尚文 *

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掲載日:06-08-04
担当:野島史暁
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