'07 オープンキャンパス(本郷キャンパス)

 本郷キャンパスのオープンキャンパス当日の模様をリポートします。

オープンキャンパス

農学部

場所: 東京大学弥生講堂 他

農学部

 農学部では弥生講堂での概要説明の後、模擬授業かいくつかの研究室見学から高校生たちが好きなコースを選ぶ、という方式をとっていた。筆者は模擬授業「安全・安心な食料確保に向けて ―植物医科学の果たす役割―」と研究室見学「実演:水で砂が爆発する!!!!!―水と土で地球を救う?」を取材させて頂いた。

 概要説明では農学部の簡単な歴史や、他の生命工学をやっている部局とどのような違いがあるか、という話がなされた。研究対象生物が広範で生物の生産物についても研究を行う点が特徴だそうだ。また北海道の演習林のスライドが映されたときはその美しさに驚く高校生がみられた。

農学部

 模擬授業「安全・安心な食料確保に向けて ―植物医科学の果たす役割―」では迫りくる食糧難の危機、病害によって8億人分もの食料が失われている事実、適切な利用による農薬の安全性と効果、天然の毒物の危険性と予防、植物病の診断と治癒、植物病院の必要性と今後の構想などが説明された。

農学部 農学部  研究室見学「実演:水で砂が爆発する!!!!!―水と土で地球を救う?」でははじめに学部生3人による簡単な講義の後、2グループに分かれて水流の実験と浸透破壊の実演が行われた。水流の実験では速度がそれほど速くない「常流」と速い「射流」の性質の違いを実際に高校生が水に手を突っ込んで観察をした。夏らしい暑さの中涼しげな実験だった。浸透破壊の実演ではダムを模した仕切りによって水槽が水の入ったスペース(ダムの貯水のモデル)と空のスペース(川側のモデル)に分けられた。水槽の下部には仕切りや水の下も含めきめ細かい砂が詰められている。水の入ったスペースにさらに水を加えていくと、土を通じ仕切りの下から水が空のスペースへと浸透していく。それを続けていくと空のスペース側の土が盛り上がり、最終的には決壊した。これが「浸透破壊」である。先ほどの講義で言っていた通りの現象が起こり、高校生たちは興奮気味だった。その後、液状化現象の実演も行われていた。最後には学部生や先生との歓談の時間も設けられており高校生たちは満足げな様子だった。


担当: 養田直倫 *

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