'07 オープンキャンパス(本郷キャンパス)

 本郷キャンパスのオープンキャンパス当日の模様をリポートします。

オープンキャンパス

文学部

場所: 法文二号館1番大教室 他

 文学部では、法文二号館を中心として、模擬講義・研究室見学などが行われた。

文学部

 模擬講義では、「運と運命」「小便小僧」「甘さについてのお話」「ハングルについて」の4つのテーマの講義がなされた。筆者は逸見喜一郎教授による「運と運命」の講義を聴いた。教授の話によると、運とは偶然に身に降りかかるものであり、運命は必然的に身に下されるものである。しかし、一つ一つの出来事は運だと思えても、運が重なると人間はそれを運命と考えてしまう。「父を殺し母を犯す」という予言を回避しようとしながら偶然その予言を実現させてしまうギリシャ神話のオイディプスの話は、まさに運の重なりが運命になるということを表しているのだという。また、運命はもともと天体運動の法則から生まれた概念であり、現代でもゲノムの解読などによって、運命は科学とつながっているものであるとも述べられた。

文学部

 研究室見学は、思想文化学科・歴史文化学科・言語文化学科・行動文化学科の4つのコースに分かれ、それぞれ2つの研究室を回り、その後学部生・院生とフリートークをするという形式であった。筆者が同行した言語文化学科のコースでは、まず国語学研究室を訪れた。学部生や院生でも普段は見られないという貴重な文法書・辞書・古典籍が机の上に数多く並べられ、高校生たちは興味津々といった様子で眺めたり触れてみたりしていた。続いて訪れた英米文学研究室では、スライドで研究室の教員・著作などが紹介された後、過去の学部生の卒業論文が手渡された。英語で書かれた数十ページもの論文に、高校生たちは自分に書けるだろうかと少し圧倒されている様子だった。どのコースも受付が始まってすぐに締め切られてしまう程の人気ぶりで、その分研究室は心なしか手狭であったが、高校生たちにとっては見る物全てを間近に感じられたのではないだろうか。


担当: 渡邉洋平 *

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