'07 オープンキャンパス(本郷キャンパス)

 本郷キャンパスのオープンキャンパス当日の模様をリポートします。

オープンキャンパス

薬学部

場所: 薬学系総合研究棟薬学部講堂 他

 薬学部のオープンキャンパスでは、学部の説明と研究室見学が薬学部総合研究棟で行われていた。最初は学部長の挨拶があり、高校生に東大の薬学部についての説明をしていた。それによると、東大では薬剤師の養成よりも薬を開発する研究者の養成に重点を置いているようだ。薬剤師になるための試験を受けるには、6年制の薬学部を卒業して受験資格を得るのが一般的であるようだが、東大の薬学部では毎年の定員の80人の中で約70人が4年制の課程へ進むとのことであった。

薬学部 薬学部  学部長の挨拶が終わると、薬学部の学生が高校生をいくつかのグループに分けて、各研究室へ案内していった。筆者がついていったグループは、まず薬品の合成をする研究室へ案内され、「不斉炭素」についての説明を聞いた。この内容は高校の化学で少し触れるので、聞いていた高校生も何となくはわかるといった表情をしていた。次に案内された部屋には、磁場を使って化合物の構造を調べる大掛かりな装置があった。さらに、遺伝子の研究をしている部屋もあって、高校生は理解するというよりも、こんな物があるんだなぁと感じている様子だった。

 時間を置いてもう一度中を覗いて、ほかのグループにも同行させてもらったが、そこで案内された最初の研究室では、薬が人体(主に脳)に与える影響を研究していて、ラットの脳の解剖なども行っていた。最後に行った研究室では、植物を利用して医薬品に使える化合物を作り出す研究を行っていた。そこのスライドに写し出される多種多様な化合物を、高校生は興味深そうに眺めていた。

 薬学部では、化学や生物だけでなく物理も駆使して研究を行っていた。学部長が挨拶の時に、1粒の薬に非常にたくさんの技術が詰まっていると言っていたが、それがよくわかるオープンキャンパスだった。


担当: 栗田萌 *

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