当日の様子(11月23日)

11月23日の様子

 駒場祭の当日の様子です。

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南極自衛隊戦史研究会企画院

 「南極自衛隊」という企画名を見て、何が南極なのだろう、と思って訪れてみると、南極の氷が展示されていた。実は南極観測船は自衛隊の管轄だということで、その関係から氷を持って来ることができたそうだ。氷には太古の気泡が含まれており、溶ける際にかすかに鳴るプチプチという音を、災害救助に用いる集音機で聞かせてもらうことができた。さらに、防弾チョッキを着せてもらうことができ、多数の来場者が着せてもらっていた。「重い」という声が聞かれたので、いかがなものかと筆者も着せてもらったところ、実際に重かった。その他に、缶詰の食料・災害救助に用いるファイバースコープ・飯盒車などが展示されており、迫力ある展示であった。


担当: 大野雅博 *

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NSR from 山形東京大学運動会自転車部旅行班

 今年も駒場祭に“熱い奴ら”が帰ってきた。恒例の長距離ノンストップラン(NSR)を行う自転車部旅行班だ。当初は山形発の予定だったが天候に恵まれず、仙台・駒場間の300kmを超える旅路となった。応援部と来場者が迎えるなか、8人のランナーが駅前広場に向かってくる。ゴールには部員からのビール掛けが待っていた。応援部のリードの下、東京大学の歌「ただ一つ」を歌って盛り上がりは最高潮。27時間をほとんど休みなく走り抜いたランナーの目は、疲れとビールと熱い思いで赤くなっていた。


担当: 土本一貴 *

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和太鼓ライブ和太鼓グループ"彩〜sai〜"

 日曜の昼下がり、正門前広場で足を止めるたくさんの人達。そこでは、和太鼓グループ"彩〜sai"によるライブが行われていた。今年で3年目となり、恒例の企画となってきているが、着ぐるみで演奏をしたり、観客と一緒に演奏したり、楽しませる工夫が随所に見られた。一方、激しく体を動かしたり、太鼓をたたいたはずみで太いバチが折れるなど、迫力の演奏も見ることができた。


担当: 金井雄太 *

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Lavoceステージライブ東京大学アカペラバンドサークルラボーチェ

 キャンパスを歩いていると、実に多くのバンドの演奏が聞こえてくる。その中でもアカペラバンドサークルとして有名なのがこのLavoceだ。ステージライブは新館前ステージで行われ、最初はあまり人がいなかったが、彼らの歌声に多くの人が足を止め、次第に会場は人で埋まっていった。曲は邦楽だけでなく洋楽もかなりあり、曲のジャンルも多岐にわたっていた。なお、Lavoceはステージライブだけでなくストリートライブもやっているので、そちらも必見。


担当: 栗田萌 *

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コントラクトブリッジ東京大学コントラクトブリッジ同好会

 トランプというと運の良さで勝敗が決まるイメージが強いが、コントラクトブリッジは大会もある頭脳派の競技だ。筆者はルールをまったく知らなかったが、スタッフが丁寧に教えてくれた。ルールはここに書ききれないので省略するが、基本的に配られた自分のカードを一枚ずつ出していきゲームが進行する。その際、相手が出したカードを覚えておくとゲームを有利に進められるのだが、とても初心者には覚えられない。「大会だと記憶は前提です。」というスタッフの言葉が印象に残った。


担当: 栗田萌 *

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エイサー東京大学沖縄県人会

 独特の音楽に合わせて、十数人の踊り手が打ち鳴らす太鼓の音が正門前広場に響く。エイサーは沖縄の伝統舞踊であり、踊るのは沖縄出身の東大生である。すっかり日も暮れた夕方17時からの舞台は良い条件とは言えなかったが、それでもその掛け声と迫力のせいか、帰りがけの人々も足を止めていた。駒場から遠い沖縄の地へと思いを馳せていたのかもしれない。


担当: 金井雄太 *

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写真文化会駒場祭展示東京大学写真文化会

 1号館の西側の入り口を入ってすぐの114教室、入り口には古い二眼レフのカメラ。東京大学写真文化会の展示会場である。スナップからポートレートまで、カラー・モノクロを問わず様々な写真が展示されていた。教室は多くの来場者でにぎわい、受付で配られるアンケートを片手に好みの一枚を探しているようだった。


担当: 金井雄太 *

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明日が楽しみになる120分〜三木谷×すずかんトークセッション〜すずかんゼミ

 参議院議員の鈴木寛氏が若者の人材育成を目的として様々な大学の学生を対象に開講している「すずかんゼミ」。今回の駒場祭ではその拡大版として、楽天の三木谷浩史社長を特別講師に招いてトークセッションが行われた。テーマは「いかに楽しく働くか」「社会はこれからどう変化していくのか」「学生は今何をすべきか」の3本立て。世界規模の金融危機や技術革新など、社会が目まぐるしく変化していく中で、これから社会に出ていく学生の不安は尽きることがない。しかし、両氏は「これからは“個”の時代、コミュニケーションが大切になる」「やらなければならないことを我慢してでも、やりたいことをやろう」「誰にでも潜在能力があるのだから、自分の力を過小評価しないで」といった具合に、ポジティブに応えてくれた。これらの言葉に、筆者もとても勇気づけられる思いがした。満員となった会場では、学生だけでなく熟年の方々も熱心に両氏の話に耳を傾けていた。


担当: 渡邉洋平 *

駒場祭デモンストレーション東京大学運動会応援部

正門前広場では15時から応援部によるデモンストレーションが行われた。メインイベントは運動会各部対抗腕相撲大会だ。25人の代表選手がトーナメント戦で腕力を競った。応援団長が司会と審判を務め、バックでは吹奏楽団とチアリーダーズが応援する。応援部の気合の入った熱い応援におされて非常に白熱した試合展開。観客の目は選手たちに釘付けだ。優勝は柔道部員、準優勝は飛び入り参加のボクシング部員だった。観客に優勝者を予想してもらう企画もあり、見事的中した人の中から3人に応援部のオリジナルグッズが贈られた。試合の合間には応援部による応援歌「ただ一つ」や運動会歌「大空と」などが演じられた。OB と思われる方々が「大空と」を一緒に歌っていた姿も印象的だった。


担当: 富川恵美 *

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官僚と語る!行政機構研究会

 外務省・環境省・経済産業省・警察庁・財務省・人事院・総務省・防衛省。名立たる省庁の官僚が勢揃い。まずパネルディスカッションが行われ、各官僚が、「やりがいを感じたのはどのような時か」「汚職に関してどう思うか」など、行政機構研究会が用意した質問と一般参加者の質問に答えていった。そののち、8 つのグループに分かれてのグループディスカッションが始まる。一般参加者は官僚の方々の丁寧な説明を熱心に聞いており、もしかするとこの中から未来の官僚が現れるのかもしれない、と感じられた。


担当: 大野雅博 *

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プラネタリウム〜星のある風景〜東京大学地文研究会天文部

 第二体育館に足を踏み入れると、そこには巨大な黒いドームが待ち構えている。その実態は、天文部が約半年をかけて作り上げたプラネタリウムであった。研究発表の展示パネルを見ながら上映時刻を待ち、いよいよプラネタリウムの中へ。明かりが消された瞬間、数千にものぼる星が天球に映し出され、輝き出した。都会では見ることのできない素敵な風景に、流れてくる切ないストーリーが静かに華を添えていた。


担当: 渡邉洋平 *

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クレープ食べ比べ各団体

 駒場祭といったらクレープというのは東大生の中では有名な話である。今回出店していたクレープ屋5つを食べ比べてみた。全て各店舗のオススメを頂いた。

○気錬会のクレープ屋(東京大学合気道気錬会) 250円/300円
 250円のクレープが6種、300円のクレープが6種と今回最も豊富な品揃え。頂いた白玉パンプキンは南瓜とあんこの甘さがうまく絡み合っていておいしかった。また、生地が薄く非常にぱりぱりしており食感も楽しめた。

○洋風和風クレープ(馬面) 200円
 今回の最安値。チョコバナナ味と白玉味があるが、筆者が行ったときはサービスで両方載せてもらえた。チョコと白玉が意外と合い、まさに洋風と和風の融合という感じだった。

○エスト×クレープ(東大エストレーラ) 250円
 やまとなでしこ、ティラミス、チョコレートアーモンド、ルネッサンスの4種。新作というルネッサンス(バナナにブルーベリーソースがかかっている)を頂いたところ、(どこがルネッサンスかはわからなかったが)非常においしかった。コーンフレークの食感も良かった。

○SHOCKERクレープ(SHOCKER) 250円
 チョコマシュマロ、ピザ、わらびもち、シナモンアップルの4種。生地が最もこんがりとしたいい色をしていた。頂いたチョコマシュマロはとても甘く、マシュマロがうまい具合に溶けて絶妙な感じになっていた。

○テニパのクレープ(東京大学スポーツ愛好会テニスパート) 300円
 チョコバナナ、シナモンアップル、抹茶小豆白玉餡蜜、チーズ×サルサ×ウィンナーの4種。生地が大きくて厚く、存在感がすごかった。シナモンアップルは林檎がいい具合に飴色になっていておいしかった。

 総評:各店舗様々なメニューがあり、選ぶだけで楽しめた。皆さんも食べ比べてみてはいかがだろうか。甘いけど。


担当: 養田直倫 *

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香席―日本の香りへの誘い―東京大学香道研究会

 茶道、華道に比べると耳慣れない感がある「香道」。香道とは、一定の作法のもと香木をたいてその香りを賞玩する芸道だが、本企画では数種の香りを聞き分ける「組香(くみこう)」という香遊びが催された。今年は源氏物語千年紀ということもあり、香席会場には源氏物語にもたびたび登場する伏籠(衣服に香をたきしめる道具)が展示され、平安時代の風情を添えていた。来場者は4種のお香を聞く「古法源氏香」を楽しみ、静謐なひとときを過ごした。


担当: 土本一貴 *

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射的三番勝負射的企画

 祭りといえば縁日。駒場祭も中盤を迎え、今まで取材にいそしんでいた2年生スタッフP君・Q君もそろそろ遊びに行きたくなったようです。そこで、今回は縁日コーナーに足を運び、2人の射的の腕前比べ、という趣向でしばしの息抜きを楽しむことにしました。さて、2人の実力やいかに……。

俺はしゃてきがしたいんや(2008年度理科一類5組)

 縁日コーナーにやってきた2人。有名ゲーム機が当たると聞いて真っ先にやってきたこの企画は、空気鉄砲でコルクの弾を発射するオーソドックスなもの。1回300円と少々値が張るだけあって、ゲーム機の他にもゲームソフト、CD、DVDなど豪華賞品が盛りだくさんです。

 最初に挑戦したP君、射的は初めてなのか少々へっぴり腰の様子。どうやら2等のゲームソフトがお目当てのようで、筒先に弾をはめて慎重に狙いを定めて引き金を引きますが、はめ込みが強すぎたのかなかなか弾は飛んでくれません。しかし何度か調整しているうちに「ポンッ」と小気味よい音とともに弾が飛んでいき、穴の中に入っていきました。これに気をよくしたP君、その後も同じ穴を狙ってポンポンと撃っていきましたが、どうやらまぐれ当たりだったようでその後の成績は芳しくなく、結果はうまい棒1本の残念賞でした。

 続いての挑戦はQ君。P君の様子を見てコツを会得したようで、係員の説明を断り慣れた手つきで鉄砲を構えます。しかし実際に撃ってみると思ったほどではなく、最後に一番小さい穴に弾を入れた以外は目立った活躍もなく、結局P君と同じ残念賞。最初の勝負は引き分けに終わりました。

(関口)

ザ・踊り矢(東京大学運動会洋弓部)

 残念賞のうまい棒を手に、2人が次に挑戦したのはアーチェリーでの射的。1回100円で3本の矢を射ることができます。Q君は初心者ながら、他のお客さんの様子を見ているうちに「この勝負もらった」と妙に自信ありげ。さらに洋弓部員の指導を受けたQ君は「3本とも真ん中に当ててみせる」と豪語。さあ、楽しみになってきました。

 そんなわけでまずはQ君が挑戦。1本目、2本目とも吸い込まれるように矢が中心に刺さり、この時点で20/20点。横にいた部員が「俺の指導って神」と言っているのを、「いやいや僕のポテンシャルが高いだけだから」と思いながらすっかり気を良くしたQ君は、狙いを定めて3本目を発射!……その瞬間、Q君の視界はぼんやりとして、別の物体が矢の進路から外れながら飛び去っていくのを感じました。豈図らんや眼鏡が吹っ飛んでしまったのです。しかも形状記憶のはずが、形状を記憶していなかったという衝撃の強さ。その影響もあってか矢は中心を外して、最終得点は29/30点となりました。

 眼鏡を失いぼんやりしたQ君を横目に、続いてP君の試技が始まります。左利きの彼が弓を構える姿には独特の風格が漂っていました。もちろん狙うは満点。1本目、2本目と先ほどのP君と同じように的の中心に矢を当てていきました。例の部員が「やっぱ俺の指導って神」と言うのを、心の中で「才能」と一蹴します。しかし、この慢心と勝利への執念が手先を狂わせてしまい、結果は29点。ここでも勝負は引き分けとなりました。

参加賞のうまい棒を手に、最終決戦に思いを馳せる2人でありました。

(土本)

射的して、イライラ棒するモアイ像。(2008年度理科一類28組)

 ここまで2引き分けと互角の勝負を演じてきた2人。ついに最後の決着をつけるときがやってきました。最後の射的はゴム鉄砲。段ボールの発射台から円盤を発射して紙の筒を狙います。

 まずはP君。落ち着いた様子で発射台を構えてひと思いに発射。円盤はスピンしながら紙筒に向かって飛んでいき、見事命中! しかし最初の企画同様、調子に乗ったP君は一番てっぺんの紙筒を狙い続け、結局倒した紙筒は2本でした。

 続いてQ君。苦戦しているようでなかなか円盤が紙筒に当たりません。これはP君の圧勝か、と思いきや……最後の5回目にQ君が放った円盤は軽いカーブを描きながら紙筒に一直線。なんと2本の紙筒を同時に倒し、見事引き分けに持ち込みました。

 ちなみに、この企画ではイライラ棒も楽しむことができ、どちらもアメが景品として貰えます。

(関口)

おわりに

 予想外に熱かった戦いは、3戦3引き分けという結果で幕を閉じました。ゆとり世代のP君・Q君はしかしながら、「おあいこ」という甘い結果に満足するはずがありません。
 Q「……どう決着つけようか?」
 P「じゃあアーチェリーで眼鏡を飛ばした分、君の負けということで。」
 さて、この勝負で一体何が決されたのでしょうか。それはたぶん、来年になれば分かることなんだと思いますね。

(土本)


担当: 関口慧斗 * 土本一貴 *

駒場祭ロボコン東京大学工学部丁友会RoboTech

 教室に入るとパソコンがあり、今年のNHKロボコン大会での様子が上映されていた。同時に展示されている進入禁止と書かれたロボットはこの大会で実際に使われたロボットだそうで、相手チームのロボットの進行を妨げる。

 教室の大部分には緑色のシートが広がっている。シートの上には小型ロボットが4台。新人戦で使われたロボットだそうだ。コントローラーを使ってロボットを操ることができ、発泡スチロールのブロックをつかんで決められたところへ運んだり、ブロックを積み上げたりして遊ぶ。教室には親子連れが多く、子どもたちは順番に体験していた。

 入り口付近では音に反応してカスタネットをたたくクマのロボットもいた。取材中にクマの着ぐるみを着た人がたまたま入ってきて、手をたたく音や「クマクマクマ」という声に反応してクマのロボットがカスタネットを打っていた。見事な対話だった。


担当: 富川恵美 *

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東京大学吹奏楽部駒場祭大演奏会東京大学吹奏楽部

 900番教室では終日合唱や管弦楽の演奏が行われているが、2日目のトリを飾ったのが吹奏楽部だ。客席はかなりの数あったのだが空席が見当たらないほどの盛況で、曲の後には大きな拍手が沸いた。曲は吹奏楽の王道をいくものの他に、吹奏楽ロックという比較的新しいジャンルのものもあり、聴く人を飽きさせない。最後にはプログラムにはなかった『テキーラ』 が演奏され、その場にいた人全員が手拍子をするという盛り上がりぶりだった。


担当: 栗田萌 *

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中夜祭駒場祭委員会

 駒場祭2日目の締めくくりは本部企画「中夜祭」だ。まずは全員参加の○×クイズが催され、その盛り上がりに観客が徐々に足を止めるようになる。続いて行われたのが、知力・体力・時の運を兼ね備えた駒場の頂点に君臨する者を決定するという「駒場王選手権」。6人の候補が東大に関するクイズやスポーツチャンバラ、果ては「足を縛ってビーチフラッグ」などで競い合った。ある意味死闘の末6人の順位が決まり、ここで終了かと思いきや、首位と最下位が「時の運」をかけてサドンデスに突入。結果的に最下位だった候補が優勝するというありえない展開。駒場王には「フィジー海外短期留学の旅」が贈呈され、惜しくも時の運で負けた候補には、「悔し涙が涸れないように」ミネラルウォーター45リットルが贈られた。企画のクオリティの低さは、観客が「こんなぐだぐだな企画が許されていいのか(笑)」と話すほど。それでも観ていた子どもに「やっぱ東大ってすごいよな」と言わしめた。


担当: 土本一貴 *

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掲載日:08-11-23
担当:UT-Life