委員長インタビュー

毎年恒例の五月祭は今年で81回目だ。そして、この五月祭の運営を行っているのが五月祭常任委員会という団体で、企画団体を統括するほかにオープニングやフィナーレの企画も行っている。今回は、その委員長である小野寺馨さんに今年のテーマや意気込みを聞いた。

テーマのEn-joinはどういう意味ですか。

五月祭

 文字を見ていただければだいたいわかると思いますが、enjoyとjoinを足した造語です。学園祭の委員は高校で文化祭などを経験した人が多いと思いますが、そのせいもあってか今までのテーマはいろいろな思いを込めようとして逆に難しくなってしまったと思うんです。今回は、ぱっと見て意味がわかるテーマにして自分達がどういうことをしたいかすぐ読み取れるようなものにしたいと思い、enjoyとjoinを組み合わせました。東大生にとっては自分の大学の学園祭ですから楽しんでもらうのはもちろんですが、来場者参加型のものも何か作りたいと思ったんです。学園祭はどちらかというと大学生の自己発表が多くて、それだけだと来場者が受け取るだけになってしまうと思い、ほんのちょっとの工夫で来場者から新たなレスポンスを引き出せるように、今回のテーマEn-joinを打ち出しています。企画者と来場者の両方がenjoyできて、来場者側も企画者側にjoinできる五月祭にしたいです。

 今年はオススメ企画の他に、委員会が決めたスター企画があり、スター企画には全面的な場所割の優遇や、最大で10万円の資金援助をしています。内容の質はもちろんですが、特にテーマに合う企画を持ってきてくれた人に1月の末くらいからプレゼンを行ってもらい、決めさせていただきました。1つ例を挙げると、レゴ部は昨年は作品の展示でしたが、それに加え今年は来場者が遊べるような空間を作り、来場者が五月祭を通して1つのテーマで作った作品を最後に発表したいと言っていたので、選んだという経緯があります。事前投資という形で新しい企画を引っ張り出す資金援助をするのは今年が初めてですね。

五月祭実行委員会の仕事を教えてください

 普段の仕事は五月祭の統括で、一般企画とレンタル会社との仲介をしたり、大学側から場所を借りて各企画に場所の割り振りを行ったりしています。この場所を使いたいと一般企画から希望が出たら、それに対する大学側との交渉も委員会がやっています。また五月祭当日は、お祭りの区切りとなる企画をやっています。今年は前夜祭とオープニングとフィナーレを行います。

 前夜祭は樽酒割りから始まり、懐かしのNINTENDO64のスマブラ大会を安田講堂前に設置する大きいスクリーンでやったり、男女ペアでのクイズ大会をやったりする予定です。完全に東大生が馬鹿騒ぎするというのがコンセプトですね。

 オープニングは「伝統」「夏祭り」「我武者羅」という3つのコンセプトの下、パレードとステージでのパフォーマンスの2部構成で行います。パレードは250人くらいの新入生を始め、大勢でキャンパス内を練り歩いて祭りの始まりを告げます。また、ステージの方ではダブルダッチサークルD-actとダンスサークルWISHがパフォーマンスを行い、最後は和太鼓サークルのsaiと書道研究会のコラボレーションで、和太鼓の演奏中に法文1号館と2号館の間の通路にすごく大きい布を張って、「第81回五月祭En-join」を書くパフォーマンスを予定しています。5月なのにコンセプトが夏祭りなのは、セレモニー的なものになってしまうよりもっと汗臭いものができたらなあと思い、あえてこうしました。

 フィナーレはオープニング同様ステージとパレードの2部構成になっていて、パレードでは神輿を使って構内を練り歩きます。ステージの方は基本的に「May Festival Awards」といって、来場者の投票により一番の企画を決める授賞式がメインとなります。

五月祭

 今年のマスコットキャラクターはなんですか。

 今年は「ほんごぽん」というすごく気持ち悪いキャラクターです(笑)。駒場祭ではかつて「こまぽん」というキャラクターが使われていたので、その本郷版ですね。ただ、「こまぽん」は5年ほど使っていたのにあまり浸透しなかったので、「ほんごぽん」の方はウザキャラで覚えてもらうのが狙いです(笑)。

最後に意気込みをお願いします。

 今やっている執行代(4年生)にとっては最後の五月祭で、学園祭をより面白くできるもの全てのものを詰め込んだのが第81回五月祭だと思っています。来場者の方にはテーマ通り是非楽しんで参加していただければと思います。

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掲載日:08-05-22
担当:栗田萌
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