'08 オープンキャンパス(駒場キャンパス)

 教養学部や理学部数学科などがある駒場キャンパスのオープンキャンパス当日の模様をリポートします。

オープンキャンパス

模擬講義「ディズニー文化とアメリカ」能登路先生

場所: 1106教室

オープンキャンパス

 13時30分より11号館1106教室では、能登路雅子教授(地域文化研究専攻)による模擬講義「ディズニー文化とアメリカ」が開かれた。大学の講義を実際に体験できるということで、教室は約250名の高校生で埋め尽くされた。

 はじめに、先生が在籍する教養学部地域文化研究学科についての紹介があった。地域文化研究学科は主に前期課程文科三類の学生が進学する学科で、学問分野にとらわれることなく各自の関心に沿って勉強できる環境が整えられている。先生は「地域文化研究は既成の学問を融合した新しい領域を扱っていて、学科内は非常に風通しがよい」と述べられた。

 学科の簡単な紹介が終わると、講義の本題へと移っていった。本講義は学問分野の射程にディズニーを入れて論じようというもので、『ミッキーの大演奏会』(1935)など4本のディズニー作品を実際に鑑賞しながら、ディズニーが描き出す自然や歴史についての考察がなされた。現代社会はディズニーなしには語れず、ものの見せ方・サービスの仕方にもますます「ディズニー的なもの」が広がっている。その意味でディズニーは現代の鍵となる存在であり、目に見えない空気のようなものである。研究というのは、そうした空気のような存在を可視化する営みだと述べられた。40分の短い講義ではあるが、ディズニーの事例を通して研究の醍醐味を伝えるものだった。


担当: 土本一貴 *

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