'08 オープンキャンパス(駒場キャンパス)

 教養学部や理学部数学科などがある駒場キャンパスのオープンキャンパス当日の模様をリポートします。

オープンキャンパス

模擬講義「錯覚からわかる脳の仕組み」村上先生

場所: 1313教室

オープンキャンパス

 14時30分から13号館1313教室で行われたのは、村上郁也准教授(広域科学専攻生命環境科学系)による模擬講義「錯覚からわかる脳の仕組み」。模擬講義も後半であったが、200人を超える高校生が集まった。

 まずは運動残効やジター錯視、「蛇の回転」など錯覚のデモンストレーションから始まり、教室からは早速驚きの声があがった。「すげー、意味わかんねー」といった高校生の素直な反応に、先生は「普段の講義でもこういうリアクションがあればいいのに」と満足げな様子だった。

 雰囲気が盛り上がったところで、今度は「日本文学からわかる脳の仕組み」という題目でやや専門的な講義が進んだ。川端康成や太宰治など4人の文豪による作品を取り上げながら、文章中の視覚現象に触れた一節に立ち止まって、そこから見えてくる視覚の仕組みを解説するというものだ。先生が普段担当されている「認知脳科学」の授業内容の一部だったので、それを履修していた筆者には数日前に試験勉強で詰め込んだ内容が脳裏を駆け巡っていた。

 終始ユーモアに富んだ講義展開で、教室には笑いが絶えなかった。先生が掲げていた「見て楽しめる」講義に、高校生は魅了され、強く印象付けられたことだろう。


担当: 土本一貴 *

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