委員長インタビュー

今回で60回目の節目を迎える駒場祭。駒場祭は、駒場キャンパスのキャンパスプラザにある駒場祭委員会という組織によって運営されている。その仕事や今年の駒場祭の見どころについて、今年の委員長である河野裕(かわの・ゆう)さんにお話を伺った。


―今年の駒場祭の特徴はなんですか。

 駒場祭は今年で60年目になります。駒場祭委員会では、これを記念して60周年記念局という組織を設けて企画を行いました。1つは、駒場祭の歴史をまとめた記念冊子を制作しました。この冊子は、過去の駒場祭のパンフレットの表紙などを掲載しており、駒場祭で販売します。また販売以外に駒場祭の歴史についての展示も行います。昔の駒場祭のパンフレットやテーマを見ると、時代の色を反映しているのに気付くと思います。
 60周年記念としてこの他にも、今年の4月に就任した濱田純一東大総長と、山影進教養学部長との対談も開催されますし、60回ということで60か所にスタンプラリーを設置します。 例年盛り上がるオープニング・中夜祭・フィナーレも見どころで、今年の中夜祭は裏ミスコン(裏ミス東大コンテスト)を行います。20人ほどの応募がありました。

―今年の駒場祭のキャラクターは?

 こまっけろです。
 黄色いかえるだけど、おたまじゃくしみたいなしっぽが生えていて、これは、子供と大人の中間である大学生を表しています。
 出身は駒場池で、身長170cm、体重60kg。駒場祭当日は、こまっけろが駒場池から出てきてキャンパスを歩きます。
 また、当日こまっけろのぬいぐるみを販売します。数量が少ないのでお早めにお買い求めください。そのほか、正門で毎朝9時の開門時に、こまっけろの缶バッジを先着100名に配布します。

―駒場祭委員会には多くの担当部局があり、仕事の量はかなりのものです。特に大変なところはどこですか。

 忙しい時期はそれぞれ違うのですが、どれも大変です。たとえば、渉外局は夏休みが一番忙しく、協賛企業を探すために企業に電話をかけたりします。渉外局は今の時期は他の部局を手伝っています。企画担当など、駒場祭当日が本番の部局は、駒場祭直前の時期がとても忙しいです。組織局や総務局などの事務は、いろんな審査を行っているのですが、1つの担当をほぼ1人で行っているのでとても大変です。これは企画が出揃う10月くらいがもっとも忙しいです。当日に販売するパンフレット作りも10月が山です。今年は、パンフレットの表紙の紙を変えてみたのですが、委員会内で好評のようです。

―河野さんが駒場祭委員会に入ったきっかけは?

 僕はもともと学園祭に興味がなかったわけではないですが、大きなきっかけはクラスの友達に誘われたことです。駒場祭委員会・五月祭常任委員会に入って、お祭りが好きな人が集まっているのだな、と感じながら、一番思ったことは先輩がかっこいいということです。切り替えがすごく速くて、やるときにきっちりやる、といった雰囲気でした。去年の駒場祭では、駒場祭直前に1年生が1人体調不良で倒れてしまって、その時、それまでは冷たかった先輩が、その倒れた人がいなくても業務ができるように全力で調整した、という心温まる話がありました。

―駒場祭で見てほしい・知ってほしいものは?

 駒場祭で、世間のイメージとかけ離れた東大の姿を見るのもおもしろいけど、東大の学術的な面も見てもらいたいなと思います。とくに中高生の人に。駒場祭で模擬店を回るだけでは、もったいないと思います。駒場祭委員会では教養学部の先生による公開講座を企画していますし、他に教養学部の研究室も展示を行っています。もちろん、学生もそういった展示や発表をしていますよ。例年、こちらに来られるのは中高生よりは年配の方が多い印象ですが、こういうところを見てほしいですね。

河野裕委員長

委員長の河野裕さん

―来場者へのメッセージ

 駒場祭を楽しんで、笑顔で帰っていただければ一番うれしいです。


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掲載日:09-11-18
担当:小長谷貴志
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