'09 オープンキャンパス(本郷キャンパス)

 本郷キャンパスのオープンキャンパス当日の模様をリポートします。

オープンキャンパス

経済学部

場所: 経済学研究棟

オープンキャンパス

 経済学部のオープンキャンパスは経済学研究科棟の地下1階にある第一教室で行われた。はじめに、伊藤元重経済学部長から「経済学は間口の広い学問であり、文科からでも理科からでもぜひ経済学部に来てほしい。オープンキャンパスで大学の雰囲気に実際に触れることで、キャンパスや講義がどのようなものかを感じてほしい。そして大学では、社会へ出た時に自分の頭で考え自分で行動する力を身につけてほしい」と挨拶があった。

オープンキャンパス

 その後、天野倫文准教授による模擬講義「経営学へのいざない ―実学としての魅力―」があった。松下幸之助の著書を取り上げ、彼の作り上げた経営理念や制度構築の方法や、現在の経営学の体系を説明したり、実在の企業を取り上げることで長期的に業績を上げるにはマクロとミクロの二つの目線が重要だと話されたりした。最後には、日本には様々な段階に応じたリーダー育成システムが必要であるとも述べられた。

 続いて10分ほどの休憩の後、模擬講義「常識・定説の危うさ ―銀行の不良債権・貸し渋りと日本の『失われた10年』?」が三輪芳朗教授によって行われた。地動説を唱えたガリレオが当時の社会では異端者扱いされたように、時代ごとに常識や定説というものは変化する。「不良債権」や「貸し渋り」の蔓延が日本の失われた10年を招いたとする現代の常識も例外ではなく、実は政府の経済対策も間違っていたのではないか、といった内容を簡単な数式を用いて説明された。「受験勉強も与えられた常識・定説を暗記するだけで危ういものである」とも話され、高校生は少し戸惑いながらも興味を持ったようで、講義が終わった後も直接質問へ行く姿が見受けられた。

 講義の後は40人ずつに分かれ、図書館・ものづくり経営研究センター・金融教育研究センターをそれぞれ見学することができた。


担当: 赤松航太 *

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