'09 オープンキャンパス(駒場キャンパス)

オープンキャンパス

 教養学部や理学部数学科などがある駒場キャンパスのオープンキャンパス当日の模様をリポートします。


模擬講義『コロンブスの航海―未知の海へ』斎藤文子先生

場所: 1106教室

 地域文化研究専攻の斎藤文子准教授による模擬講義は、『コロンブスの航海―未知の海へ』と題して行われた。コロンブスのアメリカ大陸発見までに至る過程と何故到着した地をインドと勘違いしたのか、というものであった。コロンブスの航海日誌や東方見聞録などの資料や、パワーポイントを用いて視覚的にも分かりやすい講義となっていた。

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 初めに、シルクロードを初めとする東西交通路の歴史を取り上げ、明王朝になり通行が制限された陸路に代わり、政治的に安定した海路でアジアへ向かうルートが求められたと説明された。またコロンブスは最先端の数学・地理学・天文学の知識を書物から独学で得て地球は丸いという確信を持っており、自らの説を証明するための航海を実行するためポルトガルやスペインの国王と直接交渉したことが紹介された。

 続いてコロンブスが第一回の航海でたどり着いたサン・サルバドル島がインドであると思ってしまった理由の考察がなされた。コロンブスはユーラシア大陸の長さを実際よりもかなり大きく見積もっていたことや、赤道の長さの単位を間違えていたことなどが明かされ、その意外な内容に高校生は驚いていたようであった。

 最後に「学生のうちにコロンブスのように興味があるものを見つけ、周到な準備をして社会への華やかな船出を迎えてほしい」という高校生へのメッセージで講義は締めくくられた。


担当: 赤松航太 *

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