'09 オープンキャンパス(駒場キャンパス)

オープンキャンパス

 教養学部や理学部数学科などがある駒場キャンパスのオープンキャンパス当日の模様をリポートします。


教員との懇談会

場所: 1313教室

 1313教室は、模擬講義が行われていた他の教室に比べて来場者も少なく、終始落ち着いた雰囲気の中で企画が進められた。

 最初に、教養学部長の山影進教授が「模擬講義をやっている他の部屋と比べて、この企画が一番大学の学びを感じてもらえると思います」と述べた。ここで筆者はふと疑問に思った。大きな部屋での講義の方が、むしろ一般的な大学での学びのイメージに当てはまるのではないだろうかと。

オープンキャンパス

 山影先生が自身の研究を説明し、一通り話し終えたところで、高校生から質問を募ってみるが、誰も手を挙げない。すると先生は、「質問が出てこないということは、馬鹿だと見られてしまう。人の話を聞いても何も考えていないという風に見られてしまうんですよ」。この言葉に刺激されて、高校生が手を挙げ始めた。先生が話していたマルチエージェントシミュレーションのことが興味深かったようで、この話題に質問が集中した。

 次に、副学部長の嶋田正和教授を初めとする9名の教員有志が教壇に並び、順に自身の研究内容や、なぜその分野に興味を持ったかということについて話していった。高校までに学ぶどの教科の内容にも当てはまらないような分野を扱う研究の話も多く、「大学の学び」の幅を感じさせるものだった。

オープンキャンパス

 最後には、先生方が教室内の各所に散らばっていき、懇談の時間となった。それぞれの先生が話していた研究について積極的に質問しにいく高校生が多く、濃密な対話が繰り広げられていた。

 ただ聞いたことを鵜呑みにする受身の学びではなく、自分の頭で考えて質問もする積極的な学び。山影先生が言っていた「大学の学び」とは、こういうことだったのだ。


担当: 渡邉洋平 *

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