'11 オープンキャンパス

オープンキャンパス総合受付待ちの行列(安田講堂前)

12月23日、本郷キャンパスで、東日本大震災に伴う夏季の節電の影響で延期されていた「高校生のための東京大学オープンキャンパス2011」が開催されました。当日は寒い中、多くの高校生達が各学部や附属研究所などが主催する企画に参加していました。UT-Lifeでは、このオープンキャンパス当日の様子をリポートします。


薬学部

場所: 薬学部総合研究棟

薬学部

薬学部のオープンキャンパスは、薬学部総合研究棟で行われた薬学部長の挨拶で始まりました。学部長挨拶では、長野哲雄先生が薬学部の方針やカリキュラム、薬学部進学後のことなどを高校生への問いかけを交えつつ分かりやすく説明していました。

続いて時間帯を区切って3回、それぞれ12人ずつの5班に分かれて研究室見学が行われました。(※編註 研究室見学は事前申し込みが必要でした)筆者も1つの班に同行させてもらいました。

まず訪れたのは、微生物薬品科学研究室です。この研究室では蚕を使って様々な病気の研究を行い、そして薬を開発しています。蚕を使った薬の開発は世界中でもほとんど行われていない珍しい研究だそうですが、教授が国際学会に招待されたり、既に販売に向けて動き出した薬もあったりするなどの成果が出てきているそうです。そして研究室の中は様々な実験器具とデスクワークをするための机が並んでいました。すぐに実験ができるように実験する場所とデスクワークをする場所をあえて近くしているそうです。「珍しい研究でも薬を作るために頑張っている」という言葉が印象的でした。

薬学部

次に訪れたのは、基礎有機化学教室です。この研究室見学は、研究施設などの見学と化合物の合成の様子の見学の2部構成でした。研究施設などの見学では、合成した化合物を知るためのMRIや講義室、学生ラウンジなどを見学しました。合成の様子の見学では、事前にどのような反応によってどのような化合物を作るのかの説明を、コンピューターシュミレーションの結果も交えて分かりやすく解説してもらいました。その後実際に無色の液体に粉末状の試薬を加え、緑色の粉末を取り出すまでの一連の流れを見せてもらいました。抽出や濃縮など授業では聞いたことはあっても、実際に目にするのは初めてだという参加者も多く、皆実験に見入っていました。


担当: 稲森貴一 *

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