委員長インタビュー

駒場祭まで残り1週間を切りました。クラスや、サークル、有志の集まりなど、それぞれの団体の準備も最終段階に入っているところでしょう。企画をする学生も学外からの来場者も、全員が駒場祭に思う存分のめり込めるよう活動している駒場祭委員会。その巨大な組織の委員長として引っ張る中尾光孝さんに、駒場祭にかける熱い思いと駒場祭の魅力を伺いました。


駒場祭について

委員長
委員長の中尾光孝さん

ーどのような企画があるのですか?

駒場祭の企画には、大きく分けて屋内と屋外の2つがあります。両方あわせてだいたい500団体くらいですね。屋外の模擬店がうち半分ほどで、残りは屋内企画、ステージ企画です。屋内企画というのは、講演会であったり、喫茶店であったり、研究発表の展示、レゴ部などのサークル活動の展示、柔道部など運動会の演舞、などがあります。

もちろん駒場祭は東京大学の学園祭なので、それぞれの企画の責任者2名は東京大学の学生がやることになっています。

ー今年は3連休で実施されますが、どれくらい賑わいそうですか?

毎年基本的に約10万人の方がいらっしゃいます。今年は珍しく金曜日も祝日ということで、10万人を上回る来場者を迎えることが目標です。日本最大級の学園祭なんですよ。

ーもうひとつの学園祭である五月祭との違いは何だと思いますか?

駒場祭は主に1,2年生の通う駒場キャンパスで行われ、五月祭は3,4年生のいる本郷キャンパスで行われるじゃないですか。東大と言ったら赤門のある本郷キャンパスのイメージが強いと思いでしょうし、また、学問的な意味でも本郷キャンパスの方がよく話題になると思います。そのためか、五月祭の方がアカデミックな雰囲気が強いと感じます。実際、学術系の企画の割合は、駒場祭より五月祭の方が高いんですね。

そんな中で、駒場祭の一番の魅力っていうのは、1,2年生が中心になることで生まれる、高校生の延長のような側面だと僕は思うんですよ。たとえばクラスで模擬店を出すにしても、クラスがまとまってから初めて迎える祭りは、五月祭ではなく駒場祭だと思うんですね。

五月祭には、いい意味で落ち着きがあると思うんです。その一方で駒場祭には、若さがあるんですよ。言い方は悪いかもしれませんが、駒場祭は後先を考えずにそれだけを考えて思いっきり打ち込める、大切な機会なんですね。これは今年の駒場祭のテーマ"Festaholic"というのにも通じるところです。大学に入っても祭りだけに取り組んでいるという、若さあふれるエネルギッシュなところが駒場祭の魅力だと思います。

ーどのような時にその「若さ」を感じますか?

槌音広場
槌音広場

五月祭の準備風景は、本郷キャンパスではあまり見られないと思うんですよ。駒場祭であれば、ダンスサークルが生協前で踊っていたり、槌音広場で看板を作っていたりしますよね。祭に向けて準備をしている姿が生で見えて、かつその場所で駒場祭をやるわけです。お互いにしっかり準備しているな、駒場祭に向けて打ち込んでいるんだな、というのが五月祭よりも見やすいと思うんです。そういうところを見ると若さやエネルギッシュさを感じますね。


駒場祭委員会について

ー第63回駒場祭のテーマ”Festaholic”にはどのような思いが込められているのですか?

今年のテーマは”Festaholic"で、祭りの"festa"と中毒の"holic"を合わせた言葉です。中毒って言うと悪いイメージがあるかもしれませんが、エネルギッシュな学園祭というのが駒場祭のひとつのイメージであり、委員会が目指している1つの形なんです。祭りに一生懸命、それこそ狂うように、ひたすら打ち込んで欲しい。大学に入ってから色々なことに打ち込むと思いますが、その1つとして祭りがあってもいいんじゃないか。その祭りにクラスで、色々な団体で、思いっきり打ち込んで最高の思い出にして欲しい。そのような思いを"Festaholic"に込めました。

また、来場者の方にも、そのような学生の姿を感じて欲しいと思っています。学生たちのそのような姿を見て思いを感じ取って、駒場祭にハマって3日間来て欲しい。金曜日しか無いもの、土曜日しか無いもの、日曜日しか無いもの、色々な企画があります。3日間どっぷり浸かって、駒場祭に中毒になって、今年にかぎらず何度も足を運んでいただけたらと思います。

ー今年から新しくやる委員会企画はありますか?

去年までは開門イベントということで、オープニングセレモニーというのを小規模にやっていました。今年はそのオープニングセレモニーを大規模にしようと企画しています。いくつかのパフォーマンス団体の方を招いて、並んでいる方にパフォーマンスを見ていただこうと思っています。また、オープニングは駒場祭の始まりということで、一日の指針となるような提案をしようかとも思っています。具体的には"festa morning"という企画紹介冊子を、どこに行こうか迷っている来場者の方のためにお配りします。今日はこの企画を見てみようとか、こんなものもあるんだとか、駒場祭を見て回る参考にしてもらいたいですね。

ー他大学とのコラボ企画があると伺ったのですが?

こまっけろのようなゆるふわ系マスコットキャラクターが他の大学にもあるのではないかということで、4大学でコラボするという企画をやっています。「学園祭キャラコラボ」と称して、各大学のマスコットキャラクターの人気投票をやっています。参加されるとオリジナルグッズが当たりますよ。今は東工大のテックちゃんにちょっと負けてたかと思うんですが、僕の中ではこまっけろが一番のアイドルです(笑)。(投票締め切りは2012年11月30日です)

リンク:学園祭キャラコラボ|駒場祭公式ページ

リンク:学園祭キャラコラボ

ーグッズといえば、今年も駒場祭グッズは販売されるんですか?

もちろん今年もこまっけろのグッズを販売を予定しています。毎年恒例のぬいぐるみと、一昨年度人気だったパペット、クリアファイル、ゆのみ、ストラップ、しおり、クッションと、昨年より種類を増やして販売します。詳しくはホームページに写真入りで掲載しているので、ぜひご覧になってみてください。

個人的には、ゆのみがデザイン的にも気に入っているし、買ってすぐに冬の間中使っていただけるのもいいと思います。毎朝こまっけろと一緒にお茶を飲むのもいいですよね(笑)。その他、携帯の待ち受けも委員会の企画の景品としてお配りしているので、待ち受けもこまっけろ、ストラップもこまっけろ、クリアファイルもこまっけろにして……ぜひこまっけろグッズで埋めていただければと思います(笑)。

リンク:公式グッズ|駒場祭公式ページ

ー駒場祭委員会の広報活動は何をなさっているのですか?

オンラインではwebページ、Twitter、ブログで広報しています。

webページは駒場祭について知りたいと思った時に一番初めに目にする扉だと思うので、企画検索など来場者が一番必要とする情報がすぐに分かり、また魅力を感じてもらえるような仕様にしています。1回見たるだけではなく、何度も何度もアクセスしていただきたいので、頻繁に情報を更新しています。たとえば、ハロウィンの時期にはハロウィン仕様にしてみたのもそれが理由です。

外部向けパンフ

Twitterでは2つのアカウントで活動しています。手軽にいつでもアクセスできる情報や魅力を140字にぎゅっと詰め込んでお届けしています。@komabasai2012のアカウントでは、主に企画代表者向けの情報や、委員会企画の広報、個別の企画の宣伝を発信しています。あとは、実はこまっけろも@komakkeroというアカウントでTwitterをやっています。こちらは真面目な紹介だけではなく、リプライにかわいく答えるなど、遊び要素も交えて面白さ重視で活動しています。こまっけろから駒場祭に興味を持ってもらえたらという趣旨ですね。

リンク:第63回駒場祭|Twitter

リンク:こまっけろ|Twitter

そのほかに、駒場祭公式ブログもあります。駒場祭のブログではありますが、駒場祭の宣伝に限らず、授業を受けている時の話など幅広く扱っています。外部の方に、身近な東大生の生活も感じてもらおうと活動しています。中学生や高校生がそのブログを見た時に、東大生がどのような学生生活を送っているのかを知って、そこから駒場祭に興味を持ってもらえるとうれしいです。

そのほか、駒場祭に来るかもしれない方向けにフリーペーパーもお配りしています。こちらは駒場祭に先立って、ポスターと一緒に商店街に置かせていただいたり、高校や塾にお送りしたり、東大の卒業生が集まるホームカミングデーで配布したりしています。おすすめ企画や公式グッズの紹介など、手広く情報を載せております。学内生にはいちはやくパンフレットを配る代わりに、外部の方にはこちらを見ていただこうという感じですね。

リンク:第63回駒場祭公式ブログ

weekly almighty

ーweekly almightyって何ですか?

学内生向けの駒場祭紹介冊子です。できるだけ多くの駒場生に見てもらおうと、水曜日の英語一列の時に1年生全員にお配りしています。2年生にも専門科目の大講義室の時に配布しているんですよ。去年まではB5両面だったのですが、今年はその倍のB4両面でお届けしています。また、単なる情報のみではなく、コラムやプレゼントクイズなどのお楽しみ要素を組み込んで、連続して読んでいただこうと思っています。できればこんな感じにコレクションしていただけると嬉しいですね。

ーどのような狙いがあるのですか?

1週間ごとに少しずつ情報を載せることで、駒場生が祭りに向けて準備をしていく上でも、少しずつ気持ちも盛り上がっていくと思うんですよ。校門の方のカウントダウン看板とともに、毎週これを目にして、祭りに向けて高まってきて欲しいなと。駒場祭の準備のモチベーションを高めて、駒場祭にぶつかって欲しいと思っています。

今回(第4号)は駒場祭テーマソングを取り上げているのですが、こんな感じで、駒場祭までにぜひ知っていただきたいことを毎週載せています。駒場生も露店を出したり展示をしたり、祭りを作るだけというわけではなくて、自分で回って駒場祭を楽しむ面もあるはず。どういうものがあるのかをある程度知って、学内生自身がより楽しんでもらえると嬉しいですね。

おわりに

ー来場者の皆さんに一言お願いします。

駒場祭はエネルギッシュな学園祭だとお話ししましたが、渋谷から電車で2駅、駒場東大前駅からすぐという、ふらっと来て楽しめる学園祭ということでも推しています。なにより、子どもから大人まで誰でも楽しめる祭りだと思いますよ。小中学生向けには様々なラリー企画を用意していますし、もっと小さな子どもにはバルーンアートや子ども企画もあります。こまっけろのきぐるみと触れ合うのも人気ですね。学生はバンドなどの企画を楽しめるだろうし、学術的な企画で年配の方も楽しめる。実は駒場キャンパスツアーも年配の方に人気ですね。このツアーは1号館のてっぺんに登れる貴重な機会なので、学内生もぜひ参加してみてください。

学内生はもちろん、子どもから大人まで誰でもふらっと来て楽しめる学園祭だと思います。ぜひ東大駒場キャンパスの駒場祭にいらっしゃって下さい!

ーありがとうございました。

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掲載日:12-11-20
担当:外山翔平
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