アイソトープ総合センター(オープンキャンパス)

アイソトープ総合センター

浅野キャンパスのアイソトープ総合センターで行われていたのは模擬講義「放射能とヒトへの影響」と模擬実習「放射線の測定」でした。α線、β線、γ線などの、放射線に関わる難しい話は、高校生向けに簡易な言葉でなされて理解しやすく、また講義とはいえ随所に放射線測定器などを用いて楽しく行われました。

模擬実習は理科一類必修の実験でも行われる「霧箱」の実験と、GMカウンターで世界中の岩石の放射線を測るというものでした。

アイソトープ総合センター

右の写真において、α線が飛んでいる様子が見えています。内部はエタノールが過飽和になっており、この白い煙はエタノールの雲のようなものです。エタノールがα線によってイオン化し、それらが電気的に引き寄せられて飛行機雲のようになるのですね。これは「霧箱」ですが、エタノールのように気体を通じてα線を見るのではなく、気体よりも密度の高い液体を用いるともっと高感度に観察することができます。これを「泡箱」というそうです。

アイソトープ総合センター

さて次の写真を見てみましょう。これはGMカウンターで岩石からの放射線を測る実験です。GMカウンターを用いると、音で放射量の大きさを感じることができます。岩石とは元を正せば地中でできたものであり、それゆえ放射性同位体が多く含まれています。そのため、石造りの家だと計測値は大きく出るようです。 実習では研究所の人がつきっきりで詳しく説明してくださり、来場者も積極的に質問して楽しそうでした。

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掲載日:12-08-07
担当:小西達也
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