水圏うなぎ屋&水族館

長い歴史を誇り、五月祭の名物となっている企画、「水圏うなぎ屋&水族館」。この企画は、農学部水圏生命科学専修・水圏生産環境科学専修の3年生と4年生が主催しています。

企画責任者の城村さんにお話を伺いました。水族館の生き物たちには「そこから来たのか! そんな苦労があったのか!」など発見がたくさんあるはず。これを読んで、五月祭当日には熱い思いのつまったうな丼を味わいましょう!


―どのような企画ですか?

私達の専修では、30年以上、うなぎ屋と水族館をやっています。今年も国産うなぎを使った本格的なうな丼を提供します。値段は850円です。東京大学三崎臨海実験所のある油壺湾の魚を学生が網を引いて採ってきて、水槽で展示します。

農学部三号館
農学部三号館

―企画の目的や狙いをお聞かせください。

水圏はものすごく個性的な学生が多いです。海への興味も、釣りだったり、船に乗ることだったり、旨いものを食うことだったり、スポーツだったり、きれいなウミウシだったり、魚の寄生虫だったり、漁業への貢献だったり人によってずいぶん違いますが、「海って超面白いよね!」「海に行きたいぜ!」という点だけは一致しているかと思います。そういう僕たちの、春季ブルームのように膨れ上がる気持ち、熱水噴出孔のように湧き上がる感情がお客さんに伝わればいいなと思います(笑)。

大きな銀杏の木が目印です
大きな銀杏の木が目印です

―いつごろから準備を始められているのですか?

昔はどうだったのか分かりませんが、ここ数年うなぎの大不漁が続いているため、秋くらいから業者の方と相談しはじめます。そのほかの仕入れ(ごはん、容器など)や水族館の準備は直前にドタバタでやっています。

―苦労されているところはありますか?

苦労といえばやはり、鰻もお米も値上がりしていることです。850円って聞くと「高すぎ!」と思う方もいらっしゃるでしょうけど、これで本当にギリギリの値段なんです……。先生方や先輩も厳しい現状を知っていて、よく「今年の五月祭はできそうー?」と気にかけてくれます。みんな学生時代にやってきたから、学科ぜんたいに不思議な一体感があります(笑)。

以前の看板
以前の看板

―この企画の見どころ・目玉を教えてください。

お客さんからの強い要望に答えて、今年はお米をけっこう増やします!水族館の見どころは……といきたいところですが、まだ分かりません(笑)。直前に採るので、その時まではなんとも……。去年は立派なスズキが採れました!(閉館後に刺身にして美味しくいただきました!)毎年かなりの種類の魚および無脊椎動物が採れていますので、楽しみにしておいてください。タッチプールも設置する予定です。ナマコに触れるかも!

―最後に、来場者の皆さんに一言お願いします。

今年、鰻が絶滅危惧種に指定されたことにより、私たちの間でも今年も行うべきかという議論がありましたが、先生方や業界の方の意見を拝聴した上で、今年も行うことに決めました。来年以降の開催がどうなるかは分かりません……。 すこし分かりにくい場所ですが、ほんとに頑張って準備していますので、ぜひいらしてください!美味しいうな丼を食べて、いろんな生物を見て、海に潮風に思いを馳せてください!(笑)。


企画情報

水族館のイメージ 水族館のイメージ 水族館のイメージ
水族館のイメージ
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掲載日:13-05-15
担当:島田佳織
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