第65回駒場祭委員長インタビュー

委員長
委員長の寺田有一郎さん

ー今年の駒場祭のテーマについて教えてください。

今年は「DISCOVERY」というテーマで、駒場祭を通していろいろな発見をしていただこうという思いを込めています。学園祭の魅力、楽しさや東京大学そのものの奥深さなどを来場者の方、企画された方に何かしらの形で発見していただけたら幸いです。

ー今年行われる駒場祭の企画について教えてください。

一般企画には東京大学ブラスアカデミーさんやオーケストラなどの音楽系や人気企画のプラネタリウム、文三劇場企画さらにはヒストリックラリーといった学術系企画と例年通り幅広くご用意しています。

やはり企画数が多い分、お客さんがぱっとお越しになったとき何を見ればよいか分からないのではないかと思います。そこで、駒場祭委員会では10個のおすすめ企画を毎年選んでいます。しかし、なかなか10個には絞れないので今年はさらにおすすめ企画に加えてピックアップ企画を用意しています。

ジャンルは多岐に渡り、模擬裁判のような真面目なものもあれば、AnotherVisionさんが用意している脱出ゲームといったくだけた企画などもあります。

ゲームやアニメのキャラクターの格好に仮装してパフォーマンスをされるまるきゅうさんはもちろん今年もありますし、7号館の743教室では奇術愛好会さんのステージがあります。他にも、いちょうステージ、正門前、グランドフェスティバルステージ、900番教室において行われるステージ企画や模擬店を含めて多くの皆さんに企画者として参加していただいているおかげで一般企画を盛り上げることができているので、本当に感謝しています。

委員会企画として今年は昨年と異なって前夜祭を行うことになっています。また、それに加えて例年通りオープニング、中夜祭、フィナーレのステージ企画が行われます。非ステージ企画としては、例えば東大を見て回りたい人のために毎年駒場キャンパスを委員が案内するツアー企画が毎年好評をいただいております。今年からツアーを3種類に増やしています。駒場の建造物や自然を紹介する「駒場の歴史ツアー」、東大生がどのように生活しているかを紹介する「東大生の日常ツアー」、高校生を対象とした「高校生ツアー」があり、より細かいニーズに対応できるようにしています。ラリーも今年は3種類用意しているので、気軽に楽しんでいただけるような企画が多くなっていると思います。あとは子ども向け企画や休憩所企画、駒場グランプリなどがあります。例年駒場グランプリとして、模擬店喫茶店部門や学術部門などのグランプリを、来ていただいたお客さんに票を入れていただいて決定することになっていましたが、今回はクラス部門を新設しました。例年だと銀杏並木にある模擬店ではクラス以外の目立つ団体があるので、どうしてもクラスの模擬店が埋もれてしまうからです。また、こうした企画によってクラスでより仲良くなってもらえればという思いもあります。いずれの部門も投票で3位までフィナーレで表彰します。

模擬店が多いというのは駒場祭の特徴だと思います。銀杏並木が人で埋めつくされるというのは煩わしいと思う方もいるかもしれませんが、駒場祭ならではだと思います。 また、東京大学に来ていただいている方でアカデミックな部分を期待される方もいると思うので、そういった面を押し出していきたいなということで例年通り公開講座を開講しています。今年は駒場博物館とコラボしてシンポジウム形式で行うものや、過去に「高校生のための金曜特別講座」において好評を博した講座など様々なバリエーションがあります。どうしても学術企画だと敬遠されることがあるので、こうしていろいろなパターンを用意していろいろな方に参加していただけたらなと思います。

また、2日目の11月23日(日)に公開講座とは別に特別講演会があります。今年は元日本サッカー協会会長の岡野俊一郎さんをお呼びする予定です。この方は東大を卒業したあとサッカー日本代表のコーチとして1968年のメキシコ五輪で銅メダルを獲得され、2002年のW杯のときには協会の会長として成功にご尽力された方です。スポーツに興味のある方はもちろん、ない方でも楽しんでいただける企画だと思います。

リンク:委員会企画|東京大学第65回駒場祭

ー前夜祭では具体的にどのようなことをするのですか。

「イケ東」すなわち「イカ東」とは逆のイケてる東大生を決めようという企画があります。もう参加者の方は決定していて、それぞれ自分が「イケてるだろう」というパフォーマンスをしていただきます。やはり前夜祭ということもあって東大生が見るという場合が多いですし、身近なものとして気軽に楽しんでいただけたらなと思います。そして「いよいよ駒場祭が始まるんだな」ということを感じていただけたら本当に嬉しいなと思います。

ー今年委員会として特に力を入れていることはありますか。

今年は25日の朝から授業が始まるので、それまでにしっかり撤収しなければならないということで、3日目は残念ながら企画公開時間が短くなっています。しかし、その中で最大限時間を有効に使って駒場祭を作っていきたいと、委員会の立場としてはすごく思っています。また今年は委員会のWebページもパワーアップしています。トップ画面上の写真が時間とともに流れるといったデザイン面も使い勝手もかなり向上していると思います。さらに今年は新たな試みでWeb上の「days a move project」という項目に動画を公開していますし、ブログはちょっとはっちゃけすぎなのかなと思うぐらいですが、その分気楽に読んでいただけるようになっています。広報の頑張りが表れていて頼もしいと思っています。

ー委員長さん自身がやりがいを感じるのはどんなときですか。

委員長として何か固有の仕事があって、これをやらなきゃいけないというのはないのですが、委員会の人を見ることが仕事なのかなと思うので例えばこの子は今疲れているなぁというのが分かれば声をかけることをしています。 すごく単純なことなのですが、委員から逆に言葉をかけてもらったり、話しかけたときに明るく返してもらったりしたときなど、やりとりの中でやりがいを感じることが委員長としては多いと思います。駒場祭が終わったときに一番やっててよかったなぁと感じると思いますが(笑)。

委員長

ーいつ頃から駒場祭の準備をされているのですか。

駒場祭委員会の発足は5月20日頃です。その段階で1年生が入ってきてだいたい半年ぐらいかけて準備をしています。

ー委員会に入ったきっかけ、委員長になったきっかけを教えてください。

中高のときも生徒会として学園祭を運営する側にいました。そして、駒場祭委員会にも自分と似たような仲間がいるだろうと思ったのと大学の学園祭ってどういったものだろうか、それをつくってみたいなという興味があって駒場祭委員会に入りました。

中高のときも生徒会として学園祭を運営する側にいました。そして、駒場祭委員会にも自分と似たような仲間がいるだろうと思ったのと大学の学園祭ってどういったものだろうか、それをつくってみたいなという興味があって駒場祭委員会に入りました。

違いとしては、中高とはキャンパスの大きさからいって規模が違うので管理が大変です。また中高では最悪学校側が尻拭いをしてくれるので文化祭がなくなることはないと思うのですが、大学では僕らが責任を取らなければいけないのでシビアです。

しかし大学だからこそできることが増えました。看板やテントなどの資材をキャンパス内で輸送する際に車を運転するのが最たる例です(笑)。それに、やっぱり来場者の方も桁違いですし、やりがいがあります。

それから、委員長になりたいと最初から考えていたわけではないのです。自分が1年生のときの駒場祭が終わった頃にこの委員会と深く関わっていきたいなと思っていて、そのときに周りから委員長をやってほしいと言われたことで自信を持ってやっていこうかなと思うようになったというのがきっかけです。

ー今年新しい公式グッズはありますか。

グッズに関しては毎年最初に委員会がブレストを行なってから決めるので、ある意味一からのスタートではあります。今年は例年のぬいぐるみに加えてパペット__の__2種類があります。メモ帳やタンブラーなどもあり、ぬいぐるみ以外で去年と同じものはクリアファイルだけですね。あとは旧帝大の七大学とコラボしてトランプを作っています。この企画は委員会の中のコラボ担当と呼ばれる役職の人と一緒にやっていたのですが、基本的には各大学の委員長同士でデータなどのやり取りをしています。阪大と東北大は11月の頭に学園祭があったらしいのですが、コラボグッズは完売したらしく嬉しい限りです。

ー最後に来場されるお客様にメッセージをお願いします。

東大に興味があってもなくても、いろんな年代の方に楽しんでいただきたいです。我々委員会含め、参加していただいている様々な企画の方々によって駒場祭がどこにも負けないクオリティになっていることは自負していますし、是非気軽な気持ちでお越しいただければなと思っております。皆さんのご来場お待ちしております。

ーありがとうございました。

リンク

東京大学第65回駒場祭公式ホームページ


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掲載日:14-11-22
担当:門谷拓磨
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