アベノミクスと日本経済―変化を「実感」できるか

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この講座では、東京大学大学院経済学研究科の伊藤元重先生が、安倍政権の経済政策「アベノミクス」による日本経済の変化を中心に、さまざまな論点を織り交ぜながら日本経済の行方についてお話しくださいました。今年の五月祭の最後の公開講座ということもあり、来場者は200人ほどで会場は満員でした。

お話は現在日本経済は転換点にあるということから始まり、本題のアベノミクスの効果に入っていきました。金融緩和や財政再建、成長戦略、そしてTPPや年金、社会保障など、ホットで重要な議論や、先生の見解についてお話があり、財政再建のためにはデフレ脱却が必要で、アベノミクスは何としてもデフレ脱却を実現しようとするものだということを改めて学ぶことができました。実際に消費税率の引き上げやデフレの改善によって日本経済がよくなってきているということでした。また、先生は「日本の状況を卑下する必要はない」と仰っていて、「財政赤字をマジックで消すことはできないから、できることから一歩ずつやっていかなくてはいけない、勝負はこれから」ということを強調されていました。 先生のお話は70分ほどで、質疑応答に移りました。来場者からの質問はインフレの危険性の懸念から消費税率や大学の研究など多岐に渡り、頷きながら聞いている方も多く、最後まで盛り上がりを見せていました。

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担当:島田佳織
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