進振り体験談

文科三類→文学部行動文化学科社会学専修課程(第一段階)

1. 東大入学時に希望していた進学先はありましたか。

(第一)教養学部総合社会科学科・(第二)文学部行動文化学科社会学専修課程

2. 進振りを意識し始めたのはいつごろですか。

そもそも文科三類を受験しようと決めたのは、上記のどちらかに進学したいと考えていたからなので、極言すれば高3の夏ごろから意識していました。最も意識が高かったのは入学当初でしたが、周囲との温度差に徐々にモチベーションが下がっていきました。

3. 進振りの制度についてどのくらい調べましたか。進学志望先を考えるにあたって役立ったものはありますか。

高3時には、過去数年分の志望集計表を入手して底点を調べていました。それ以外に特別なことはしていません。進学希望先は既決事項でしたが、やはり学部・学科のパンフレットはよく読んでおくとよいと思います。

4. 授業の取り方など、進振りのために工夫した点はありましたか。

文系にとって比較的優を取りにくいのは総合科目D〜F系列(編注:D系列は人間・環境、E系列は物質・生命、F系列は数理・情報を扱う。文科生はこれらの中から8単位以上を取らなければならない)だと思うのですが、とりわけ僕にはそのきらいがありました。だから主に文系色の強いD系列科目を選び、Eは理科生と競合することのない文科生向け科目に限り、Fに至っては1科目も履修しませんでした。経験からいえば、優を取りやすいと聞いた授業よりも自分の関心の向きに従って選んだ授業の方が成績はよかったように思います。また一夜漬けの性格を考慮して、試験が1日3科目以上にならないように履修しました。

ただ、文三生は第二外国語の成績が重要なのにもかかわらず、勉強に身が入らなかったことが祟って平均点を十分に押し上げることができませんでした。必修科目は点数が低くても単位が取れていると、点数の塗り替えができないので、これが後々に大きな打撃を与えることになりました。

5. 選択肢としてあった進学希望先はどこでしたか。最終的に現在の進学先を選んだ決め手は何でしたか。

他に教養学部地域文化研究学科が選択肢としてありました。というのも後期教養には副専攻制度があって、地域文化に所属しながら国際関係論・相関社会科学(総合社会科学科の分科)などを副専攻として勉強することが可能だからです。しかしながら二外の成績のために総合社会を断念する自分としては、卒論を外国語で書くような学科には二の足を踏む思いがありました。社会学から離れたところでは、大学の講義により心理学に興味を持ちましたが、あくまで既存の知識を得るという面での興味でしかないと感じたので選択肢から外しました。

最終的には、第一段階第一次の志望集計表が発表されたところで、第二段階でも総合社会の底点は80点台前半にはならないだろうとの予想がついたので、さっさと社学に志望を変更しました。

6. 進振りで困った点、制度の問題点や進学先の様子を含め、進振りを終えての率直な感想をお聞かせください。

後期教養A群は、人数だけを見れば文三からの進学が中心なのに、底点を考えれば文一・二の方が進学しやすいことには要注意です。後期教養は科類との連続性が曖昧なので、受験時にどの科類で出願すればいいのかが不明瞭に感じました。また現状では、受験生が進振りに関する情報にアクセスすることが難しいように思います。

社学は適度に忙しく、適度に緩いところです。まあ、これでよかったのかなと思っています。


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掲載日:08-06-24
担当:UT-Life