進振り体験談

文科三類→文学部歴史文化学科日本史学専修(第一段階)

1.東大入学時に希望していた進学先はありましたか。

入学した当初から日本史学を志望していました。理由としては高校時代に歴史に興味を持ち、どのような研究が大学でなされているかが気になったということがあります。そもそも東京大学を受験したのも、この大学が豊富な史料を有すなど、日本史学研究のための環境が整っていると考えたためです。

2.進振りを意識し始めたのはいつごろですか。

日本史学に進むために最低限とらなければならない点数が例年それほど高くなかったので、当初はほとんど意識していませんでした。しかし2011年度2学期に前期教養で開講されていた「国際関係史」を受けて国際関係にも興味を持ち始め、志望が複数になったこともあり進振りを意識するようになりました。また教養学部教養学科総合社会科学分科の例年の底点(編註:内定者全体における最低点)が非常に高いためでもあります。

3.進振りの制度についてどのくらい調べましたか。進学志望先を考えるにあたって役立ったものはありますか。

日本史学は点数に関して何も問題がなかったので、総合社会科学分科の過去の底点がどのくらいであるのかをUTask-Webで調べました。また進振りの対象となるために必要な単位数が揃っているかどうか心配になったため幾度か履修の手引きで確認しました。

4.授業の取り方など、進振りのために工夫した点はありましたか。

シラバスにある講義の説明を読んで興味を持ったものを基本的に受講していました。点数を稼ぐためにあまり点数の取れていない区分のなかから評価があまいとされる科目も少しは取りましたが、それらの成績はあまり良くありませんでした。

5.進振りまでにこれをやっておけば良かった、ということがあれば教えてください。

少しずれますが、最初から選択肢を絞りすぎるべきではなかったと思います。途中で進振りで高得点が必要な学部・学科に志望を変更する場合、万一私のように1学期であまり良い結果をあげられないと、そのことが進振りの段階になって響いてくることがあります。ですので、決めたところがあるひとでも、これから志望を決めていくというスタンスでやっていくとよいと思います。私の場合、大学で勉強をやらなすぎたというのもありますが。

6.他に進学を考えていた学部・学科はありますか。最終的に現在の進学先を選んだ決め手は何でしたか。

上に書いたように教養学部の国際関係論コースです。最終的には点数が若干足りなかったことと、国際関係の中でも特に興味があるのが国際関係「史」であるということがわかり、且つ日本史学の近現代の先生で外交史を専門にしていらっしゃる方がいらしたことから日本史学に決めました。まあ点数面から断念したのが、最大の理由です。

7.進振りの制度に対する意見や進学先の様子を含め、進振りを終えての率直な感想をお聞かせください。

まだ入門部分なので、史料を自分で読み解いて……といったことはしていませんが、そこそこ満足しています。やはり日本史学が好きだからなのでしょう。 進振りについては、「点取りゲーム」の様相を呈している現状を打開する必要があると思います。そのために他の基準を入れるという意見もあるでしょうが、単に基準を増やしたところで少し経つと「○○ゲーム」となってしまうかもしれません。上手い案は思いつきませんが、いずれは変わっていくと思います。


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掲載日:08-06-24
担当:UT-Life