英語一列

英語は高校生や受験生にとっては入試の教科としておなじみかと思います。東大は入試科目として英語を課すだけでなく、教養学部前期課程でも英語の授業を開講しています。ここでは、既習外国語として英語を選択した場合に受講することになる講義の英語一列について紹介します。

英語一列は、1年生を対象として開講される英語の授業です。S1タームまたはS2タームで1単位分、A1タームまたはA2タームで1単位分、計2単位分受講することになります。試験はタームではなくS、Aの各セメスターの終わりに実施されます。セメスターごとにどちらのタームで受講するかはクラスごとに決まっていますが、試験は全クラスで同時に行われます。クラスごとに特定の選択肢の中から自分で好みの教官を選択して受講する英語中級とは異なり、クラスや教官に関係なく学年全員が共通の教科書『東京大学教養英語読本』を用いた講義を受けることとなります。

この教科書は気鉢兇瞭麒冊で、年ごとにどちらか片方だけが使用されます。掲載されている課題文のテーマは様々な分野に渡り、英語を通して教養を身に付けることが狙いとされています。一つの文を2週間分の授業で読み切るようにカリキュラムが構成されています。論説文やエッセイが中心ですが、小説もあります。高校生や受験生の皆さんも、興味があったら購入してみてはいかがでしょうか。

授業では教科書の課題文の読解に加え、課題文のテーマに関係のあるリスニングも行なわれます。どちらもワークシートと呼ばれるプリントを解く形式で授業が進むことが多いです。

英語一列の特徴としては、習熟度別にクラスが編成されることが挙げられます。Sセメスターのクラスは二次試験の英語の点数、AセメスターのクラスはSセメスターの試験の点数によって決まります。どちらも上位10%がG1、上位10%から40%までがG2、上位40%未満がG3です。どのクラスでも試験は共通ですが、授業速度や試験範囲外のテーマの扱いに差があります。G1の授業はすべて英語で行なわれます。さらに、レベルが上がるほど試験範囲外のテーマを多く扱います。

このように、入試で良い成績を取るとより高度な英語の授業を受けることができます。

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掲載日:16-10-30
担当:伊藤重賢
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