言語と情報

今回は、全学自由研究ゼミナールの中から「言語と情報」というゼミを紹介します。このゼミは、パソコンにおける自然言語の扱い方に関するゼミで、情報基盤センターの中川裕志教授が担当されています。小さなゼミ室に学生が10名ほど入り、部屋の中心で中川教授がパワーポイントを用いて講義をされます。

授業は、文章を単語ごとに分解する方法や文法構造を認識する方法の解説から始まり、終わりの方の授業では機械翻訳・自動要約・検索エンジンなどといったシステムの仕組みの解説になります。パワーポイントのコピーがレジュメとして配られますが、講義ではパワーポイントの他に、教授自身が開発したソフトが実際に言語分析をする様子などを見ることができます。

基本的には情報処理に関する講義ですが、プログラミング中心の授業ではなく、プログラムはほとんど出てきません。プログラムが出てくる際もプログラム言語を理解する必要はなく、教授から「ここの部分がこういう処理をしている」という説明があるので、それを聞いていれば問題ありません。

Googleなどの検索サイトをよく使っていてその仕組みを知りたい学生や、自動翻訳の仕組みについて知りたい学生にとっては、基本的な言語解析方法から理解できて、満足できるでしょう。また、様々な自然言語の文法についての具体的な話も多く、自然言語に興味のある文系の学生にとっても楽しめるゼミです。本当の“ゼミ”といえるような少人数のゼミなので、疑問があったらすぐに質問することができて、教授も丁寧に説明してくださるので、言語の情報処理について深く理解することができると思います。


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掲載日:08-03-05
担当:麻生尚文
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