医学に接する

このゼミは、少人数に分けられたグループで医学部の先生の講義を聴いたり、実際に病棟を見学したりするゼミです。
理科三類の学生を含め、医学部に進学を考えている生徒は履修を勧められています。参加を希望する学生は、4月中旬に行われる説明会に参加して履修登録用紙を受け取らなければなりません。シラバスに説明があったり、新入生ガイダンスで説明会日程は公示されたりするとはいえ、見落としがち、聞き落しがちになるので、十分注意が必要です。

各コースはあらかじめどの先生の講義を聴き、どの病棟を見学するかが決められており、それぞれ自分の参加したいコースを選べるようになっています。
開講日程は「毎週火曜日」または「毎週金曜日」または「夏季短期集中」となっていて、開講場所は本郷キャンパスまたは医学部付属病院となっています。学期中に開講されるコースの講義・見学の開始時刻は大部分が17:30からなので、駒場キャンパスで4限まで授業を履修していてもなんとか間に合いますが、なかには17:00から始まってしまうものもあり、4限を履修している人は授業途中で泣く泣く退出……なんてこともあります。

教養前期課程のうちから医学部の先生のお話が聞けるのも魅力的ですが、このゼミのポイントはやはり病院見学でしょう。教養学部の1、2年生のうちから、白衣を着て病院に入院されている患者さんと接触することができます。

私は小児科の見学に行きましたが、病院の先生方の打ち合わせの様子を見学させていただいたり、難病を抱えて入院している子供たちの親御さんからお話を伺ったりと、大変貴重な機会だったと思います。私の将来の夢が小児科の医師だったからか、とても充実感が得られていたのを覚えています。

気になる評価方法ですが、いたってシンプルです。毎回の講義・見学に出席確認票を持参し、担当教員の印をもらって、全講義・見学終了後に確認票を医学部に提出するだけで、5分の4以上の出席があればみな「合格」と認定されます。レポートの必要もありません。

理科三類以外の学生には「進振り」という大きすぎる壁が立ちはだかっていますが、このゼミによりそれを乗り越えようと努力する気力がきっと湧いてくるでしょう。医師への憧れが強まるはずです。

参考までに以下に2012年度夏学期の開講コースを紹介します。講義・見学は一つの分野につき、学期中開講コースは3回ずつ、休暇中開講コースは2回ずつとなっています。

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掲載日:13-03-26
担当:川口倖左
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